出張先での雑記帖



中華人民共和国
People's Republic of China


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2009年 11月22日(日)〜24日(火) 中国(上海)

1ヶ月ぶりの上海です!

今回は、日曜日の出発のため、夕方に 「豫園」 & 「豫園商城」を散策!

豫園(よえん)=庭園豫園商城=庭園の周りの土産物街 、なのですが、
実際にはその周りの商業エリアも含め、このエリア一帯を 「豫園」 と呼ぶことが多いそうです。

豫園は、上海人の潘允瑞という四川布政使(四川省長)を務めた役人が、
かつて刑部尚書(法務大臣)であった父親、潘恩への孝行のために建設した個人の庭園である。
1559年に建設が開始され18年後に完成したが、その時はすでに父親は亡くなっていたと言われる。
1956年に西園の約半分が庭園として改修・整備され現在の豫園となり、
その他の部分が豫園商城となり今に至る。


豫園の「豫」は「愉」に通じ、すなわち「楽しい園」という意味。
豫園周辺の豫園商城は、多くの商店が軒を並べる地域でありここの小龍包は有名。


  
豫園と言えば老舗小籠包店 ”南翔 ” の小龍包です! 美味かった!


※○○さん、いろいろ付き合っていただき有難うございました。


豫園商城

豫園を取り囲むように立ち並んでいる
賑やかなショッピング街
多くの商店が軒を並べる地域であり、
中国各地からやってきた観光客でごった返している



緑波廊
緑波廊前は豫園商城で一番の広場となっています



内園
内園は1780年に豫園に隣接する城隍廟
(県の鎮守神を祭る官廟)の後庭として建設され、
1956年に豫園と合併された。



龍壁
龍はもちろん想像上の動物であり、よく見れば、
頭は牛、角は鹿、口は馬、爪は鷹、
身体は蛇、鱗は魚に似ている。
龍は皇帝の象徴であり、臣下は龍の装飾を
用いることが禁じられていた。
しかし本来龍の爪は5本であるのに対し
ここの龍は4本爪となっている。
豫園の持ち主は、咎められたときは
「これは4本爪であり龍ではない」
と答えたと言われる。

仰山堂と築山
1866年に建てられた仰山堂で、
その名のとおり、池を隔てて筑山が望まれる。
築山は高さ12メートル余りで、
上海から200キロ離れた浙江省の武康県から
運ばれてきた武康石2000トン
積み重ねられてできている。
張南陽という当時の造山の大家の作で、
園内の建物が再建される中で、
ここは西北部の一部が削られただけで
創建当時の姿をほぼ完全に今に留めている。。